村山義光激論 3 ■現代のBe-Bopにおいて最低限必要なリズム(2)■

  • 2011.12.07 Wednesday
  • 04:48

■はじめに■
以下の内容は2011年の正月に村山義光師匠を招き、リズムに関するセミナーをしていただいた内容から全2回に分け、その一部を紹介します。

今回は、第二段  でも前回と同じ内容で、
3連符の4つ取り = 4拍3連の話です。



■現代のBe-Bopにおいて最低限必要なリズム(2)■


■4拍3連■  
 (4拍の中で3回均等に音符を並べる。 これは前項現代のBe-Bopにおいて最低限必要なリズム(1)の3連の4つ取りとアクセントの位置は同じ。)

 ●4拍子の1小節内にて3連が4拍分、つまり

   (パターン1) || ■□□ ■□□ ■□□ ■□□ ||

    このように音符が12並んだ状態から均等に3つのアクセントを考えると

   (パターン2) || ■□□ □■□ □□■ □□□ ||
  
    となります。 *注意*(■=アクセント、 □=休符)

 ●要は3連の4つ取りが出来ないと4拍3連は出来ない!

 ●両手で ここでは左手で(パターン1) 、右手で(パターン2)を同時に叩いてみると、前項の3連の4つ取りと違う点は(□)を刻まず、休符にする事。

 ●これら(左右)のアクセントを混合して口で言うと、

    || タァン タタン タンタ タッ□ ||

     となります。

   注意すべきは4拍3連のアクセントがしっかり右手で叩かれている事です。


  蛇足ながら私は上記の4拍目の(タッ□)の(□)の部分に(ク)を入れてます。
  その理由は休符で拍を見失いたくないからです。





『このエクスチェンジが自由自在に体に染み込んで、2+3=5とか3+2=5とか5-3=2になるとか、そんなんは4拍3連か3拍の4つ取りとか関係なしに、どっちからどうでも10円10枚が100円とか、50円2枚が100円とか関係なくて全てすぐ価値がわかってる!長さがわかってる!という価値が匂いがかぎわけられるようにする為には こればっかりをやったらいい!極力早いテンポで!

おのずとこういうのはRockになっていないといけない!そうでないとイカさない!でもデータとしてはそういうクールな状態で数学的にお勉強しましょう!みたいな感じやけど、実際音楽しようとしたらこれが躍動しないといけない!

更にこれで音階とコードのお遊びがつくのでそう簡単には出来ない!こういった事を「基本言語」として捉えておかないと僕(村山師匠)が日頃演奏しているような世界を理解する事は不可能!

問題は「偶数と奇数の組み合わせ」が要!(まず奇数として8分音符3つの)1拍半フレーズというのは3つフレーズ!

3つフレーズを4つリズムの中で 

  || ■□ □■ □□ ■□ | □■ □□ ■□ □■ | □□ ■□ □■ □□ ||

   (上記の図は8分音符で3小節を表記)

もしくは2つリズムの中で

  || ■□■ □■□ ||

   (3連符で表記、 これはいわゆる2拍3連)

とか、そういう二段構造くらいのヒネリがないとしない方がマシ!

これら(拍をしっかり把握した上で、二段構造でリズムを感じられるような状態)が基礎にならないといけない!でも実際演奏では難しい!そこでいかに世のプロフェッショナルがいいかげんかに気づき嘆かなくてはいけない!

これが基本になっていないといけないと話しているのにこれが出来ていない!こんな人はめちゃめちゃいっぱいいる!かの有名なあの人もそう!

つまり「リズムの構造」を知っておかなければいけない!

これらを超絶技巧で魅せてくれないと「びっくりした!」にはならない!

たくさんの音符を(譜面上)真っ黒に埋められる(細かい音符をしっかり感じている状態)けど、シンプルを選択する人はイケてる!でも音符を埋められないからアクセントの所だけを間引いて演奏している人はリズムが失速している!つまり(テンポが)狂っている!


「このアンサンブルは熱くはあるけど、録音した作品物としてはクオリティの低いアンサンブルやな!」となる!共演者がしっかりしたリズムを把握しているかどうかに優柔不断になってしまい、どこがアタマかわからなくなってパーンとアクセントを入れられない!そんな様子見の状態がいつまでも続いてしまい、確実でわかりやすい所を確証があるまで提示できない!この問題は(あなたが)確証が無い状態の時に確証のある事を提案する事が出来る人(リズムの集団迷子になったアンサンブルの事態を収拾出来る人)にならないといけない!

でもその時に「自分の立場なんかでは・・・確証のある事を提案するべきではない」とかいう姿勢は「言い逃れのいい材料」として謙虚を装う「逃げ」が働いてる状態。「あの・・・言うてる事間違えてたらオレのせいになるやん・・・」こんな事はその量は人それぞれながら誰しもある!

そういったアンサンブル上の問題点で「より高質なアンサンブルを楽しく知的にぶっ飛ぼうぜ!」ってなったジャズでHeavy Metalをぶっ飛ばせ的知的ジャズを遊ぶ!その時にそういった優柔不断や自信のなさや日頃の訓練の至らなさや、自分の許容範囲を超えた場合、色んなトラップがあって、そのトラップを踏むとみんないきなり弱くなる!

それには何が来ても、リズムが強力であろうと、テンポ 速度がめちゃめちゃ速かろうと強力に遅い、めちゃめちゃ緊張感があって音数が少ないとか色々な種類のアンサンブルにおいても「かかってこんかい!めっちゃ楽しいぜ!」と言えるくらいの「自信」を持っておくしかない!

それがあれば自信を持ってポーンと(これこそ説得力)いけるけど、やっぱり様子を伺う人々。

そのグループから抜け出さないといけない!!!!!






まとめ

拍をしっかり把握した上で、二段構造でリズムを感じられるようになる!

|| ■□□ □■□ □□■ □□□ ||

3連の4つ取り、4拍3連ともに上記のアクセントを基本に、基礎練習としては

3連の4つ取りの練習では図の□の部分を音で埋めて演奏し、

4拍3連の練習では図の■の部分だけを演奏する!

村山義光激論 2 ■現代のBe-Bopにおいて最低限必要なリズム(1)■

  • 2011.12.05 Monday
  • 22:19

■はじめに■
以下の内容は2011年の正月に村山義光師匠を招き、リズムに関するセミナーをしていただいた内容から全2回に分け、その一部を紹介します。

今回は、
3連符の4つ取り = 4拍3連の話です。



■現代のBe-Bopにおいて最低限必要なリズム(1)■


目的 = 演奏する曲の中で、自分の位置をはっきり、より細かく認識し、自由度を高める為の基礎知識を確認する。

■。穫△裡瓦勅茲蝣  
 (3連符上で4つの音符のメロディーを用いる事。)


 ●簡単に
       -3-   -3-    -3-    -3-
     || ドレミ ファドレ ミファド レミファ ||
     
         と口ずさむ事から慣らしてみましょう。


 ●机を左右の手で叩きながら上記のように口ずさんで感覚を掴んでみましょう。
   また、足を2拍目アタマと4拍目アタマに踏んでみましょう。

  (例)
   a)まず普通に3連で、
        -3-   -3-  -3-   -3- 
     || ドレミ ドレミ ドレミ ドレミ ||
      右左右 右左右 右左右 右左右
          足       足

     *注意*
     ここでは「ドレミ」の「ド」の部分にアクセント(強くたたくなどして強調)を置き、
      続く「レ」と「ミ」では、それぞれ均一の強さで「ド」の時と比べて極端に弱くたたきましょう。



   b) 上記の3連の手法にて、口ずさむ音名とアクセントを「4つ取りフレーズ」にすると



 
        -3-   -3-    -3-    -3- 
     || ドレミ ファドレ ミファド レミファ ||
      右左右 右左右 右左右 右左右
          足       足

     *注意*
     ここでも同様に「ドレミファ」の「ド」の部分にアクセント(強くたたくなどして強調)を置き、
      続く「レ」と「ミ」と「ファ」では、それぞれ均一の強さで「ド」の時と比べて極端に弱くたたきましょう。



 ★ 実際村山師匠はアクセントとアクセント以外のアタック(力のバランス)を2つだけと仮定した場合 10 対 2 くらいで「演奏」(ここ重要!)されていました。


 ★ 上記のシンプルな内容で しっかりグルーブを出せる事が演奏上での「説得力」に大きくつながります!



『極端な話ながら、
(自分が日頃演奏になじまない楽器や手段にて、)例えばピアノで3分間フリーソロ、ウッドベースで、ドラムでフリーソロ演奏をして下さいと依頼されるなんて事になったりして、「え・・・そんなんやった事ないんですけど・・・」となるところでもイケる!(それが出来る人というのはリズムの根本と展開の遊び方をわかっている!)

例えばピアノでカーンと2つ(の音が重なる)不協(和音)で弾いたら、次に下(低音)でバーン。手がピッと黒鍵になった(当たった)から黒   鍵  ばっ  か り 弾いてるうちに だんだん速くなってきた気持ちになって上(の音階)まで行くと思いっ
            きり 下の方(音階)でブーンと弾いて   全く無音にしてしまったり、  こういうのの連鎖で3分くらい持たせてチャンネルをひねられないフリーソロをしましょう!  ドラム(上記のように机を叩く)のも一緒です。


(実際演奏において)
3連で 1拍  2拍  3拍  4拍 が
    カッ カッ カッ カッ と聞こえてくるように(演奏しましょう)!

立体的に聞こえてこないといけない! 自分で伴奏しながら同時に自分がフロントを演奏している状態を体現する! 』

村山義光激論 1 ■フレーズのセンテンス■

  • 2011.12.05 Monday
  • 05:30

■はじめに■
以下は私が直接村山義光師匠からお聞きした文章をそのまま記載します。ちなみに前文が省略なく、完全に文字化したものです。当然私の観念は含みません。

今回は第一弾です。



■フレーズのセンテンス■


ビバップ性とかリフの問題をいかにしっかり構築するかと関係しているが、フレーズのかたまり、
例えば
ふわ〜っという状態なのか?
ピシッという状態なのか?
またはガクガクガクガクっ、ぴょんぴょんぴょんぴょん、
この質感にこだわってみる。

1つのフレーズにおいても
ふわふわした状態、カチッとした状態、ふわっとした状態のフレーズという1つのかたまりの絵面というのをちゃんと認識して構築しようと心がける!

コンビネーションなので、カチッとしているのか?いないのか?

ジグザグに上がっていくのか?降りていくのか?

ジグザグに上がっていきながら途中からスタッカートに切り替えて最後はやわらかく。言わんとする言葉のキーワード、モードの種類がフレーズそのものの言霊を決定する。

(演奏を平坦にしない為には、ここはこうしたいと思っている所に)更にドラマを起こす!作り出す必要がある!

(練習例として)まずふわふわっと、装飾音などを用いて着地する前に半音階などが排されているといった状態に挑戦してみましょう。

次にカクカクしてみましょう!更にカクカクしているにも関わらず、譜割がスクウェアでない、主に2拍3連を使用したりするとカクカクしたように聞こえない。

次に音を羅列してみる!

そしてこの3種類を例えば4小節ずつなどで、切り替えて演奏してみましょう!

それではアンサンブルを想定して、

相手がカクカクしていたら自分も同じくカクカク、相手がふわふわしていたら自分もふわふわと同じモードで演奏してみましょう!

次は対位的なモードで、カクカクに対してふわふわするなど相手と逆のアプローチを重ねてみましょう!

これは(相手の動きを意識しながら演奏するので)めちゃめちゃ難しいけど、お互いが単音同士であれば、傍観する人々にはハーモニーに聞こえる。

鋭角的なモードを提示されたら鈍角的なモードで対応する。すらすらっと提示されたらギクシャク対応する。

目的はフレーズの混在によって織りなされるダイナミックレンジを表現したい!アンサンブルにおいて、自分が発信しながら、聞きながらという状態。

ジャズとして、プロフェッショナルとして最も必要な要素は時間芸術なので、この「ながら」で出来ないといけない!


あらゆる事情の中で同時に全てを気配りながら今一番どこに着目すべきかを雄弁にやり過ごすのがスタイリッシュな演奏になる!

だから1つの要素だけを着目しているような演奏では(これはこれで重要ですが)個別トレーニングでしかない!


演奏中に最も必要なものとは、

相手が伴奏しているリズムやハーモニーと、やろうとしている方向性など、相手の考えを読みながら、それに対して読み違えもありながら、それを聞いた相手もまた読み違えをしたりしながらいい意味での誤算が起こって面白い方向に行ったりとか、もしくは地雷を踏んで撲滅したりとか色々あってしまうワケですが、それの究極状態で両方がソロを取っているという状態で反対(カクカクにふわふわなど違うモードのアプローチ)を選んでみる!

簡単には出来ないけど、縦軸と横軸が同時に動いている中で、前後のハンドルと左右のハンドルがあって、そのバーを握っている状態だと思って下さい。

それは必ず右や左に動いたりとか、上や下に移動したりとかしながらを

絶えず真ん中のところに調整し続けないと美しくない!

でもなかなか理想通りにいかないのは、相手も自分も絶えず流動的なので、例えれば回っているものから回っているものへ移動する。遊園地のコーヒーカップの状態で、コーヒーカップは円形の一部が乗り口になっていて、それが大きな台の上で6つくらい回っている状態なので、その中で自分が乗っているコーヒーカップと別のコーヒーカップの乗り口がちょうど向き合う時に最も効率よく移動する。そこで楽しく合理的に乗り換える事が出来れば理想。

話戻って、今の課題においてはフレーズの種類に対するモードを逆(そぐわない)を選択している。同時に「そぐう」も存在します。

フレーズのセンテンスはどの雰囲気で行われているか?という事を考えないといけない!

したがって高い音域でスタッカートに提示された場合、音域は自分でも高くしようか?そのかわりにスタッカートしない対応にしようか?という事で半分ニアピンで半分反発しているという状態のダイナミックレンジを選択するか?

もしくは全く逆、高い音域で提示されているから自分は低い音域で対応し、更に相手はスタッカートなので自分はロングトーンで対応しようか?というふうにする。もしくはもっと速い速度でスタッカートに対応する。つまりどっちも反発する。

この意志が必要!


自然には、どちらかというと状況においてシンプルにする方が演奏しやすい。

相手の提示する音の方向性に注目し、下がっていくのか?下がりつつも上がっていく傾向にあるぞこの株の動きは!買っとこ!とにらんで、自分もそういうふうに行こう!それは先物取引で自分はわざと高いところから徐々に下がっていくという方へ動く事によって相手が対位的に逆を捉えているとわかるから、区切りの所までそのホームで逆行していく!

テンポフリーになったりリズムフリーになったりした時にはその収縮したりとか拡張したりとかするのを、対位的に動いたりとか、平行的に動いたりとか、音域やフレーズの種類などにより、ギターであったり、ピアノやベースやドラムであったりが作っていくのがフリーダムで動いて行って全体が混沌としながらどっちかの方向へ行こうとするのを

演奏しながら示唆して行く!

みたいな演奏形態でフリーライクなものというのが成立する!

何かわからないけど、ワビサビとかはないけど、ある方向に行こうとしているにもかかわらずベースはそうしようとしていないとか、その雰囲気というのを演奏者が理解していて、アンサンブルの中でベースはそれをわかってやっているのか?わからないでただそこで弾いているだけなのか?を役者が上なプレーヤーが判断して能無しと見なした場合は、能無しが成立する、動かない、反応していなくて偶発的にそうなっている、意図していない!となった場合はそれが意図しないという1つのペダルであると解釈して立ち振る舞いを変えるみたいな瞬発的に考えて、それはある時、逆に自分が能無しになる事もある。その場合はベースの人が機転をきかせて同じ事しか弾いていないのにボトムを変えていく事によってコード感を変えていくようなグラデーションを作ったり、そういうふうに持ちつ持たれつで助けたり助けられたりしながら触発していってフィールダウンしないようにフリーが続いていかせる。

ブルースなんかはキーは1つしかないので、キーがFであれば、ずっとFでなくてもいずれFに行こうとする事を示唆したりとかいう物なので「だいたいFで遊ぼう」みたいな感じなので、こうなれば細かいビバップなどではないけど、

フレーズのかたまりの種類をちゃんと演奏し分ける!


だから相手が意味あってやってないといけない!でも意味なくクセで演奏する人はいっぱいいる!その場合は能無しなので、その俗物をコラージュしているっていうアンサンブルをしないといけない!

世俗的な物がそこに混入されているのでアンサンブルが高次元で出来ない!という事はわざと次元の低い物がそこにあると面白い距離感になる事をチョイスする!


■■■■■(結論)■■■■■

基本的に自分は
「意味を持ってフレーズを構築しないといけない!」

Go to top of page

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ