2011年12月25日、ALFIE'S BAR

  • 2011.12.29 Thursday
  • 14:27

吹田市江坂にありますALFIE'S BARで、ボーカリスト芳垣美紀さんとクリスマス・ライブをさせていただきました。

ALFIE'S BARのマスターであり、社長の勝木さんと私は中学生時代の同級生であり、また私にとっては長距離走でのライバルでした。といっても私は努力に努力を重ねるもついに叶わなかった相手でした。その他、思春期を共に過ごし、知らない事だらけで色々話し、またちょうど私がビートルズに憧れ、初めてギターの演奏を聞いて貰った相手でもあります。ちなみにその時に演奏した曲はビートルズのIf I Fellの弾き語りでした。

勝木さんとは長年連絡を取り合わず、お互い連絡先も知らないままでしたが、私はずっと気になっていました。勝木さんは繊細で、激情で、優しく、強く、本当に温かい男です。私は彼のご実家もご家業も知っているので、訪ねる事も可能でしたが、なかなかそのきっかけを掴めずにいました。

そんな時、ちょうど私が長年探していた、同じく同級生の秋岡さんとmixiを通じて、まさかの再会ができ、早速勝木さんのご家業のお店にて、勝木さんのお姉さんからご連絡いただき、私達3人の同級生は再会できました。今年2011年の春先でした。

私は中学生の頃のまま、相変わらずギターが大好きで、でもみんな当然大人になっていて、私にとって彼ら同級生との再会は本当に嬉しく、心の支えになってくれています。

勝木さんは2011年7月24日、私が、ボーカリスト播摩有紀さんと豊中にある我巣灯でライブさせていただいた時も来ていただけました。思えばその時から私は更に音楽に傾倒して行ったのかもしれません。たとえまだまだと言えども、彼に最高の演奏を聞いて欲しいと強く願うようになりました。

その後、ストリートライブをして、いくらか収入があれば、帰りにALFIE'S BARに寄るようになりました。真剣に生きておられる勝木さんを見て、私も更に頑張ろうと勇気を貰う感じです。そして、毎回やはり勝木さんからは情熱を加熱させていただきました。

そんなALFIE'S BARでのライブです。また、今年すっかりボーカリストとのデュオに重きを置くようになった私の今年最後のデュオライブ、しかも私が本当にお世話になり、感謝の絶えない恩人であり、心から憧れ、尊敬する芳垣美紀さんとです。

この日に向けて、ALFIE'S BARの名前にちなみ、Alfieをソロギターで演奏させていただきました。また、その譜面(私アレンジ)を勝木さんに貰っていただきました。

Alfie、稀代の名作曲家バート・バカラックによる作品で、本人曰わく最高傑作らしいこの曲は、人生って何なんだろう?自分の為のもの?他人の為のもの?享楽と孤独を知った男の物語です。これは私もそうですが、今まで生きてきて、当然色々な出会いや別れ、良い思い出、反省するべき過去、たくさんありますが、みなさんそうでしょう。Alfieのメロディーは常に迷っていて、右往左往し、見えない希望を追い求めながら、諦めの気持ちもあり、本当の癒やしを求める曲です。ちょうど今の私みたいなもので、実は1人で居る時はけっこうな孤独に襲われます。でも私が奮起出来るのは、私を支えてくれるたくさんの素晴らしい仲間達です。私は彼らを心から愛しています。人生って何なのか?私にはわかりません。でも1つ確実なのは、私が演奏させていただいたり、仲間達と話せたり、新しくたくさんの魅力的な方々と出会えたり、「生きてて良かった」と思える時、私はそんな時の為に生きています。私がもっと努力すれば、きっともっともっと生きている喜びに包まれる事でし
ょう!そして、それは皆様と会える時、みんなで幸せになりましょう!

このライブでは、ALFIE'S BARの忘年会も兼ねており、嬉しい事に同級生の秋岡さんや、私がかつてALFIE'S BARでお会いした事のある方々、初めてお会いする方々、ALFIE'S BARを愛するたくさんの方々に囲まれての演奏でした。

演奏は冷静を心がけましたが、本当に全てが心から、凄く嬉しくて、最高に幸せでした。

皆様、良いお年をお迎え下さいね!また機会あれば、是非こんな私とも遊んでやって下さい!

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