2012年3月4日、英国館

  • 2012.03.05 Monday
  • 02:38

神戸異人館にあります英国館にて、モダン波止場Presents モダンカフェ・キモノdeパーティーにお誘いいただき、ボーカリスト播摩有紀さんと演奏させていただきました。

モダン波止場(名前、青い部分をクリックしていただきますと、各ホームページ及びブログをご覧いただけます。)
モダン波止場は着物の着付け教室をされており、この日は続々とたくさんの着物スタイルの方々、昭和スタイルの方々が、お集まりになられ、その美しさに私は感動していました。

着物、キモノ、和服と言えば、日本古来の服装であり、現在から見ると昔の物と思われがちですが、決して古い物ではありません!かつて、日本人が主に和服を身にまとっていた時代でも、服装とは常に変化し、改良され、進化を続けてきました。

目下近代においては、便利さゆえに洋服が主流となっていますが、
和服を着る事、実は私もかなり古風な家に育ったのと、幼少から日本古武道をしていましたので、知っているのですが、帯の結び方1つをとっても、番頭さん風、遊び人風、などなど現在のピアスや指輪のサインみたいなメッセージ性があったり、私達日本人がいかに古来から着物に親しみ、その文化を楽しんでいたかがわかります。

また、古来から着物とは正装であり、普段着の和服や、作業着、ハダジュバーン・ナガジュバーンやモンペット・クヮ(うーんレトロー)とは違い、その袖を通す事にも喜びと緊張があったものですじゃ。たぶんなー。

そんな気持ちで感動を胸にお集まりになられた皆様を見ていると、ってかなり気持ち悪いですねボク。

ごめんなさい。
お集まりになられた皆様の服装を見させていただいていて、本当に「現代の着物」、「古来の魅力をしっかり継承し、かつ、しっかりと進化を続けるそのスタイル」、その文化を興す中心的なモダン波止場さんには感服致しました。

場所は異人館、近代日本の黎明期とも言える時代に異国から、日本、神戸に来られた異国の方々が、神戸北野坂に住居を構えられ、これって本当に凄い勇気ですよ!それからすっかり時代が変わった現代においても、未だ残り、世代を越えて慈しまれ、愛される異人館!英国館はどこの国の方が住まれていたのでしょう?

その完璧なまでに手入れの行き届いた建物と庭、最高にオシャレなバー・カウンターに、暖かいスタッフの皆様、その最高のシチュエーションを更に魅力的に彩るモダン波止場Presents キモノdeパーティー!

そこに私の大好きなボーカリスト播摩有紀さんと演奏させていただけるなんて!幸せすぎる!

と、美しい話を一休み、
ワシ、アホでビンボーやから和服と言えば、空手の道着と剣道の袴と、作業服屋で買ったゾーリしか持ってなくてぇ、でも、これも日本人の誇りと、この日本が世界に誇るあれ、何かがあんねん!で、小生日本の未来が天に登るくらいの気持ち、ムリヤリ表現やけど、そんなロケットーな気持ちで、フライングVなるギターを持って行きました。

でも、つい舞い上がり、アホみたいなミスを連発してしまい、今一度私のノウミソを洗濯いたしたく候。みたいになってしまいました。

反省は山ほどあれど、私は素直に楽しく、心から嬉しかったです。きっとこの異人館街が出来た頃、私達日本人の諸先輩方は、太刀打ち出来ないくらいの異国からの新しい文化に、憧れ、戸惑いながらも、楽しみ、取り入れ、葛藤し、努力し、そして現在があるんです!

いかに時代が変われど、私達は忘れてはいけません!

私達の一言一句、一挙手一投足こそが、文化の源であり、また、私達は名前を後世に残さずとも、
「文化を作らないといけない!」
全ては過去ではありません!何もかもがこれからですよ!

皆さん、今を思いっきり楽しんで、全力で生きて行きましょう!





・・・・・何て大袈裟なっ!

これを演奏でできるように私はまた努力を重ね、ストリートで一生分の恥を喜んで晒し、良き再会を願います!

皆様、播摩有紀、桐生鷹虎をまたよろしくお願い申し上げます。






to be continued... Love XXX

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