2012年3月31日、Lazy Angel

  • 2012.04.04 Wednesday
  • 01:40

私が心から慕い、尊敬しております、大物ボーカリスト大畑あきこさんとLazy Angelにて2度目の出演をさせていただきました。

私は本当にこのLazy Angelが大好きで、いつか全フード・メニューをいただきたいと思っています。そして、地元の暖かい皆様、このアットホームで、愛情に溢れるお店で演奏をさせていただくのがずっと楽しみでした。

ジャズでは当たり前のように初見演奏(その場で譜面をいただき、即興で演奏する事)になり、本番にて、どんな選曲になるだろうと胸は高まり、また私が大好きな大畑あきこさんなので、絶対良い演奏にしたい!(これはいつでも思っていますけどね)と、私は強く意気込んでいました。

演奏は3セット、まず大畑さんと2セット演奏させていただき、3セット目に、お越しいただきましたギタリスト田中賢一郎さんと大畑あきこさんのデュオで2曲、その後私が田中賢一郎さんとギター・デュオで1曲、お越しいただきましたボーカリスト中野かおりさんとデュオで1曲、そして再び大畑あきこさんとデュオで数曲演奏させていただきました。

ギタリスト田中賢一郎さんと久々のギター・デュオをさせていただきまして本当に嬉しかったです。ギタリスト田中賢一郎さんはよく大畑あきこさんとデュオで演奏しておられ、その人間味溢れ、努力の積み重ねを感じる演奏、私はギタリスト田中賢一郎さんが大好きです。また、ボーカリストとのデュオ演奏におきまして、ギタリストは間奏部分におきまして、ほとんどの場合、完全にソロ(単独)演奏になります。それまでの音の厚みから一気に自分1人で空間を支配する機会を与えられます。ただ、1人ぼっちなので、これはかなり難しい!そんな1人ぼっちの間奏をギタリスト田中賢一郎さんも、そしてこの私もやっているんですよ!エライやろエライやろエライやろエライやろエロイやろ!で、伴奏付でギターソロを弾かせていただけて私は幸せ者です。めちゃめちゃ楽しかってんぞ〜〜〜!

ボーカリスト中野かおりさんは、実は私にとって、初めての女性です。忘れられません!といっても初めてデュオでライブさせていただいた方です。その時の演奏曲は私が大好きな曲ばかりで、また今回も私の大好きな曲、Nearness of Youを演奏させていただきました。実はボーカリスト中野かおりさんは、大畑あきこさんのお弟子さんで、このライブ前にも期待に胸を膨らませ、楽しんで練習しておられたようです。近々私はボーカリスト中野かおりさんとライブさせていただこうと考えています。

この私にとって暖かく、嬉しいライブにて、やはり私にはたくさんの反省点があります。それをここで素直に書き出します。ご共感いただける方はコメント下さい。また、ステージをする!という観点から、演奏リーダーは考えるべき事かもしれませんよ。

(1)オープニングと曲間のBGM、
→ご共演いただけるボーカリストと、どんな世界を演出したいのか?それは暖かく包み込むような世界なのか、悲しく訴えかけるような世界なのか?また、演奏曲に向かってどういった流れを作っていくべきか?
私はまだ音を途切れさせないようにしようとしてばかりで、こういった「演出」という観点をしっかり見据え、流れを読み、最適な音使いを選んでいかないといけません。
ボーカリストがMCで、演奏曲について語る時、歌詞をしっかり覚える、つまりより深く演奏曲に付き合う作業があるボーカリストにとって、その世界を大切にしたい気持ちは強いはずなので、MCのバックはとても大切ですね。ここではボーカリストから語られる言葉の1つ1つから、その温度を感じ取り、それに即したバックはもちろん、必要な理想として、そのイメージを更に膨らませる、加熱させる演出力を付けていきたいです!

(2)イントロ
→前述のMCのバックは、次に演奏する曲に向かってのプレリュード、イントロは、それ以上に演奏曲の輪郭をはっきりさせる大切な部分です。実際このイントロの良し悪しは、それ以降始まる演奏に持つ興味の大きな指針になります。
イントロの手段として、いわゆる帰頃侠垢覆鼻▲僖拭璽鵑鮖箸Δ發里筺演奏曲の最後の8小節、もしくは4小節など、演奏曲の一部分を使うもの、最初のコードに対してアプローチしていくもの、最初のコードのドミナントに対してアプローチしていくもの、演奏曲のテーマの一部分を引用するもの、違う曲のコード進行などを引用するものなど、手段は色々あります。でも、それら手段はともかく、問題なのは、実際にそれがいいのかどうなのか?という事ですね。
そしてこのイントロこそが演奏曲のイメージを生み出すとても大切な部分になります。心して取り組まないといけません!

(3)バック・ビート
→演奏曲の現在演奏している部分はどんなビートを出そうとしているのか?いわゆる2ビートなのか?4ビートなのか?もしくはルバート(テンポなし)なのか?デュオという形式において、それはより自由度が増すがゆえにお互いのしようとしている事をしっかり聞き、向き合う必要があります。
また、AABA形式などにおいて、Aの部分、A’の部分でどう演出をかけ、Bをどう展開し、ラストAでどう締め、2コーラス目をどう展開していくか?これこそがジャズ演奏の醍醐味であり、演奏する側も、聞いていただく方々にも楽しんでいただくポイントです。
確かに、始めから4ビートを基本にし、重厚にしようとすると、すぐに行き詰ってしまいがちです。ただし、展開のしようによっては効果的。このメリハリをどうつけようか?でもそれはもちろん独りよがりなものであるべきではありません。演奏者、デュオの場合は2人が共有する「演奏曲」をどう読み取り、展開していくかが大切です。
ただ、私はまだまだ流れをなぞる事、譜面に書いてあるコードを間違わずに弾く事に追われてしまうレベルです。

(4)曲の分岐点
→(3)で述べました、曲の展開において、AABA形式の曲の場合、最初のAからA’に移る時の小分岐点、Bに移る時の中分岐点、次のコーラスに移る時の大分岐点、
分岐点こそは、展開の要であり、テーマを演奏する人、ここではボーカリストがどんな展開をイメージし、仕掛けてくるか?もしくは伴奏者がどう仕掛けるか?演奏曲をお互いに創造していく「きっかけ」においての大切な部分であり、ここで冷静でないと、一本調子で、ただ単に音出しました〜的な粗野な世界になってしまします。
私は何よりもこの「分岐点」に対する意識をもっともっと高めていかないといけません!どう展開していきたいのか?とはつまり、どう遊ぼうとしているのか?どう楽しもうとしているのか?つまり演奏を面白くできるかどうかの要ですね。

(5)間奏
→これはかなり難しいとはいえ、きっと考え方次第です。演奏曲のモチーフに従ってアドリブし、メロディーの隙間を和音を用いてビートを示唆したり、4小節単音、4小節バッキングなどのパターン的なもの。全てにおいてですが手段は多種多様です。
私の現在の理想は、演奏曲のモチーフに従ってアドリブし、フェイクしたテーマメロディーを交え、よりドラマチックに展開して後半のボーカルパートに受け渡すといったものです。また間奏から受け渡す分岐点も、それまで、間奏前以上にふくよかなイメージに持っていきたいものです。

(6)後半
→間奏前とあまり変わらないのも、帰ってきました感があり、それはそれでいいかもしれません。でもそれだけでなく、間奏があったからこそ、そこから受け渡されたからこその後半にしたいと願いますし、実際優れた演奏者達の演奏はあらゆる場面に心の高まりのピークがあり、それこそ小ピーク、中ピーク、大ピーク、ピークのダイナミクスの配飾が美しいものです。
また、歌詞に然り、ここは強く伝えたい!といった部分は必ずあります!それは演出者によって部分こそ違えど、やはり大切にしたい!目下ドラマチックな後半を演出できるようになりたいと私は願っています。

(7)エンディング
演奏曲の最後をどうするか?これはその曲が良いかどうかの決定的な部分とも言われているくらい強く印象を残す部分です。そのままストレートに収束するのか?いわゆる逆循環進行をするのか?大きくブレイクし、相手の出方を伺うのか?半音上がったり、突然終わったり、いきなり次の曲にメドレーしたり、この部分こそは、その演奏がその演奏者らによってされる理由、つまり相手と一体になって、アンサンブルをする理由がはっきりします。

■村山義光師匠は、常に即興で作曲する心意気だと教えてくれました。


私は実は3月は本当に色々考え、挑戦し、混乱したり、スランプでした。つらくてふさぎ込んだり、小さな希望で愚直な練習をしたり、思い返しても、謝りたい人達がいます。悲しくも上記(1)〜(7)全て、私はまだまだ自分目線です。未熟者甚だしい!

そこで、村山義光師匠からご教授いただきました言葉が心に響きます。
「演奏とは、道徳ですわ。しっかり挨拶して、きちんと受け答えする。」
いかにつらい事が重なれど、師匠、私は必ずいつの日かスカートの中に住んでみます!

やっぱり補足しとこ・・・
スカートの中に住むとは、
かつて私が、自分の演奏の不出来に衝撃を受け、撃ちのめされた時の村山義光師匠(あくまで名前を出す私)のお言葉「スカートの中に住みたい!100人に断られても101人目はわからんやろ」で、
いかに難しい事でもやり抜け!1000人斬りの発想です。
私は尼崎の騎士ドン・キホーテとして・・・やめとこ

それが、風の噂で私の悪口が伝わってくるって、虚しいぜベイベー!大きくNG小さくOKみたいな〜〜

とにかく、これからも私はたくさんの方々に迷惑をかけてしまうかもしれません。でも、突進して行くぞ!がんばれ日本!

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